令和元年7月27日(土)~29日(月)の日程で、矢上高校2年生の屋原美緒さんが、佐賀県で開催された全国高等学校総合文化祭に島根県代表で出場してまいりました。

全国高等学校総合文化祭は「文化部のインターハイ」とも呼ばれており、文化部の部門別に各県の予選やコンクールを経て、選りすぐりの代表生徒が一堂に集まる全国大会です。

屋原さんは、昨年の島根県高校美術展において、約500点出品がある中、美術・工芸部門の島根県代表の5点(絵画、平面デザイン)の一つに選ばれての出場となり、矢上高校美術部として初出場となります。

展示会場 佐賀県立美術館

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島根県の作品です。400点の全国代表作品が美術館いっぱいに展示されていました。

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開会式会場 市村記念館

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1日目 交流行事

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はじめは、グループに分かれて作品カードを使って自己紹介や作者当てゲームをしました。
だんだんと雰囲気が和み、他県の出場生徒と親しくなります!

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作品鑑賞会の後、仲良くなった出品者と記念撮影をしました!

2日目 研修講座

佐賀県立西高校を舞台に、23班に分かれて研修講座を受講しました。
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屋原さんは、漆塗りと蒔絵の技法を学ぶコースを選びました。
講師の先生は、東京芸術大学准教授の青木宏憧先生です。めったに学ぶことのできない機会に、ワクワクドキドキですね!
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デザインを考えてマスキングテープを貼ります。

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なんと!金粉をふりかけています。

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漆を硬化させている時間に、東京芸大の青木先生に作品の講評をしてもらいました。
屋原さんの作品はとても好評で、講師の先生に作品の構図をとても褒めていただきました。次作への期待が高まりますね。

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最終仕上げです。漆塗り技法による蒔絵の制作時間は、約6時間もかかりました。最後まで集中して取り組みました。

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最後に全員で記念撮影です。何とか完成してうれしそうですね!

 

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佐賀県立西高校には、佐賀県の美術部員が共同制作した長幕が吊り下げられ、美術館前には各県をテーマにしたイラストによるウェルカムボードが設置されたりと、歓迎への思いがとても伝わってきました。

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心のこもった総文祭に、言葉では語りつくせないものをたくさん頂くことができ、一生の思い出となりました。お世話をしていただいた佐賀県の全ての関係者の皆様、高校生スタッフの方々に心からお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました!