1年生は「進路哲学を持つ」ことを目的に、仕事や人生に関する様々な問題や話題について考えています。

今回は、家庭科や公民でも学ぶ「社会保障」をテーマに、労働問題や地域の問題と合わせて考えました。

アリとキリギリス1

アリとキリギリス2

童話「アリとキリギリス」を舞台に、自分がアリだったら?キリギリスだったら?と、ロールプレイします。

配役カードの設定に基づき、「働かざるもの食うべからず」というスタンスに賛成か、反対か、について議論しました。

アリとキリギリス3

アリとキリギリス4

それぞれのキャラクターが持つキャラクターの労働問題は、邑南町社会福祉協議会の方から説明してもらいました。

過労死の問題、非正規雇用のこと、高齢化社会、また近年問題になっている8050問題も取り扱いました。

共通することは、「自分もそうなる可能性がある」ということと

「生きづらさを感じる人たちは、自分から声を上げにくい」ということです。

 

生徒の中には、自分の身の回りに労働問題があることに驚き、自分たちができることを考えたいと答える生徒もいました。

進路哲学をもつ上で、社会で生きるとはどういうことか、を考える機会になったのではないかと思います。

 

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