産業技術科2年生 動物コース8名を対象に育成牛の去勢実習を行いました。本校では黒毛和種牛を約10頭飼育しており、出生直後の子牛から飼育管理を行います。本校で飼育されている牛の大半は肉用牛として出荷されるため、肉質を向上させることを目的に雄産子は去勢を行います。

今回の実習では2頭の去勢を行いました。獣医師の方から去勢の方法や注意点を説明された後、実際に2種類の方法で去勢を行いました。インターンシップ実習などで去勢を見学、体験している生徒もいましたが、どの生徒も真剣に取り組み、知識・技術の深化につながる実習でした。

産業技術科では、校内の農場だけではなく、地域に赴き現場実習も多く取り入れています。このような経験が、生徒の将来へ結びつくよう日々牛と向き合っています。