7月26日(火)、山口県の高川学園高校・中学校科学部の皆さんと矢上高校地域系部活動(矢高未来ラボ)のメンバーが、オオサンショウウオ(別名:ハンザケ)の観察会が開かれました。
今回の観察会は、10月に邑南町で行われる「第13回日本オオサンショウウオの会 邑南大会」で研究発表をする同校科学部に、邑南町教育委員会が働きかけて実現しました。
観察会に先立ち久喜林間学舎で交流会が行われました。邑南町教育委員会の方々のお世話によりバーべーキューを準備していただき、蚊やブトと格闘しながらも邑南町産の「石見和牛」や「石見ポーク」・・・をお腹いっぱいただきました。

交流会後は上田所のハンザケ観察舎に移動し早速調査開始。高川学園科学部の皆さんはウエットスーツに身を包み、機材を準備して川の中へ。慣れた動きでオオサンショウウオを探す姿は正にプロの領域で、矢高生は圧倒されていました。
矢高生も胸まであるウエーダーを身につけ、川に挑みました。目的のオオサンショウウオは捕獲できませんでしたが、オヤニラミなどの貴重な魚に出会うことができました。

オオサンショウウオ1匹を捕獲することができ、早速計測と観察が実施されました。高川学園科学部員の手際よい作業は緊張感があり、矢高生にとっては正に圧巻でした。
その後矢高生も高川学園科学部の皆さんの指導を受けながら計測と観察を行いました。しかし、予想以上に力のあるオオサンショウウオの動きに大苦戦。何とか終えたものの、大人しそうなオオサンショウウオの実態に驚いていました。
今回の観察会で高川学園科学部の皆さんと交流できたことは、矢上高校地域系部活動(矢高未来ラボ)のメンバーにとっては、新たな発見があり新鮮でとても貴重な体験となりました。
高川学園高等学校・中学校科学部の皆さんありがとうございました。
そして、この様な機会を設けていただいた邑南町教育委員会の皆さん本当にありがとうございました。