2月20日(火)、21日(水)と1年生の普通科、産業技術科の生徒たちが、
パラリンピックスポーツである「ゴールボール」の体験を行いました。

邑南町が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの
フィンランドゴールボールチームの誘致を行っていることから、
教育委員会から八田さんとアーロさんに来校いただきました。


邑南町がなぜゴールボールに焦点を当てたのか、
どのような効果を狙っているのか(レガシー)、などの説明の後、
体勢やボールの投げ方を学びました。
ゴールボールはアイシェードを付けることで、誰もが公平にスポーツをすることができるということで、ユニバーサルデザインな工夫がされてあるスポーツです。

バスケットボール程度の大きさのボールの中には、2つの鈴が入っており、
選手はその音を頼りにボールの位置を把握します。

そのため、「Quiet Please」と書かれたボードを掲げ、観客に声を出さないように伝えています。
(ですが、ゴールが入った時は、拍手をします!)
味方へのパスが、そのまま自軍のゴールに吸い込まれる...そんな時には会場全体が笑いが起きたり、良いセーブを見たりやラリーが続くと「おぉ!」と静かな歓声が上がるなど、クラスの仲もさらに深まったように思います。

また、単に「パラスポーツを楽しむ」だけでなく、そのユニバーサルデザインな工夫やパラリンピックの理念について実感を持って考える機会になった時間になりました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、またその理念とする「共生社会」のために、私たちに何ができるのか。
生徒たちにとって良い時間をいただきました。ありがとうございました。