4月9日(土)、令和4年度入学式が執り行われました。本日の様子を写真でご紹介します!

応援団の皆さんがお出迎え!

卒業式もそうでしたが、地域応援団のみなさんが本日も駐車場の整理の手伝いをしてくださり、

保護者のみなさんも入学生のみなさんも地域から支えられている学校であることを感じておられるようでした。

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応援団の皆さんがおなじみの赤いジャンパーでお出迎えです(╹◡╹)♡


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バックプリントがまたかっこいいです!

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一致団結!令和4年度も邑南町全体で矢上高校を支えていただき本当に心強いです!!
本当にありがとうございます!

入学式前の様子

式場に入る前に自分のクラスで今日の流れを確認します。

普通科1組

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普通科2組

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産業技術科

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みんなまだちょっと緊張していますね^ - ^

すぐに慣れるので大丈夫ですよ。

入学式の様子

入学式は昨年度同様、新型コロナウイルス感染症拡大蔓延防止のため、新入生と保護者のみの参加となりました。

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在校生はいませんでしたが、この日のために産業技術科で育てられた花が、入学をお祝いしてくれました。

新入生が緊張しながら式場へ向かっています。

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いよいよ新入生入場!

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入場

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たくさんの保護者の方に見守られながら入場することができました。

 

校長先生が式辞を述べられたのに続き、新入生代表が宣誓をしました。

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校長 式辞

式 辞

春の風が日ごとに暖かさを増し、穏やかに桜の花びらが舞う今日のよき日、ご来賓にPTA会長 森口英司 様をお迎えし、令和4年度島根県立矢上高等学校の入学式を挙行できますことを、衷心より感謝申し上げます。

ただ今入学を許可しました95名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員一同、心より皆さんの入学を歓迎します。

さて本校は、昭和23年、矢上の地に、ぜひ高等教育の場を、という熱い気持ちと、町民の奉仕により、創立されました。高校設立にあたり当時の町民は「ご飯や漬物は家で教えられる。農業をするのに学問はいらない。」など、否定的であったと聞いています。しかし、地域の発展は、人づくりであるという方々の根強い説得により、町民が矢上高校創立という大事業に着手することになりました。しかし、当時の島根県は財政難で、高校の建設は考えていませんでしたが、「校舎は地元負担で建設し県に寄付する」という条件を了承し、認可にこぎ着けました。

矢上高校の土地を提供した植田友太郎は、

「私たちはどんな犠牲を払っても矢上高校をつくる大事業を成し遂げねばなりません。子孫のために残すのはこれ以上のものはないのです。そのために毎日1時間以上余計に働こうではありませんか」という言葉のもと、町民総出で敷地の整地作業を行いました。さらに校舎建築の木材の伐採と運搬も町民の奉仕によりなされました。こうして矢上高校は 校歌にもありますように、愛と奉仕に営みなれたのです。

皆さんにとって、高校の歴史はどうでも良い話かもしれません。しかし、敢えてお話ししたのは、他校のように、県の施策や整備により作られたのではなく、町民が町民の意思と手により、地域の将来のために作った、他には無い、素晴らしい誇りある学校の歴史があるということを、知っていただきたかったからです。

私事ですが、私自身も40年前に矢上高校で学び、その歴史について、ことあるごとに先生から話を聞かされました。小さな高校ですが、このような歴史を持つ矢上高校は、私にとって大きな誇りです。皆さんも矢上高生として、この歴史と伝統を受け継ぎ、新たな歴史を築いて欲しいと思います。

「腕に覚えのある人間」

「筋金の通った人間」

「思いやりのある人間」

これは初代校長 岡磯吉 の言葉から始まる本校の校訓です。74年も前の言葉ですが、今も色褪せることなく私たちの目指すべき姿が示されています。

コロナ禍に加え、連日伝えられるウクライナ情勢が、私たちの心を痛めます。一刻も早い収束を願わずにはいられません。先行きの見通せない社会状況ですが、校訓が示すような、自分の良さや個性を磨き、何事にも動じず、地域や社会に貢献できる、力強く暖かい人間になって欲しいと思います。

皆さんが過ごしてきた中学時代は、コロナ禍のため数々の制約の中での生活であったと思います。この状況はしばらく続くでしょう。新しく高校生活の一歩を踏み出す皆さんには、制約の中で「コロナとの付き合い方を自ら考え、感染を防ぎながら、何かに挑戦する意思」を持って欲しいと思います。矢上高校には皆さんの「挑戦」を後押しする、様々な感性を持った先輩や教職員、そして地域の人たちがいます。色々な人たちとの出会いを通し、自分を知り、人を大切にし、自分を磨いてください。

最後になりますが、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。

この4月から法改正により18歳で成人を迎えることになりました。これからの高校での生活は「大人」になるための最後の成長の場となります。青春の真っ只中、時には悩み、苦しむ時もあると思います。学校と家庭が、それぞれの役割を果たしながらも 連携を深め、お子様を支えて行きたいと思います。どうか 本校の教育活動推進に、ご理解を頂きながら、ご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

3年後、矢上高校に行って良かった、行かせて良かったと思ってもらえるよう、教職員一同 精一杯 教育に当たることをお誓いし 式辞といたします。

令和4年4月9日

島根県立矢上等学校長 駒川 一彦

 

pdfファイル「R4入学式 校長式辞.pdf」をダウンロードする(PDF:178kB)

来賓祝辞

PTA会長 森口英司様

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祝詞・祝電披露

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たくさんの方からお祝詞をいただきありがとうございました。

校歌

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担任紹介

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1年生の担当の先生の紹介の様子です。先生も少し緊張の面持ちです・・・。

 

新入生退場

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ホームルームの様子

入学式の後はホームルームです。
感染症対策のため、各クラス分散して広い会場でホームルームを行いました。

普通科1組(体育館)

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普通科2組(視聴覚教室)

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産業技術科(剣道場)

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入舎式の様子

続いて入舎式も行いました。

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男女それぞれの寮長から挨拶がありました。

 

普通科60名、産業技術科35名の95名が新たに矢上高校生となりました。

これから矢上高生として楽しく過ごしていってもらえたらと思います!

3年間は長いようで短い時間です。この邑南を舞台に矢上高校でしかできない様々なことを経験してもらい、校訓にある「腕に覚えのある人間・筋金の通った人間・思いやりのある人間」として、羽ばたいてください。

保護者の皆様、生徒の皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。

本日は本当におめでとうございました!