【1年生】住環境をつくることは、地域をつくること
2021年03月18日
家庭科「住環境をつくることは、地域をつくること」と題して、1年生の普通科・産業技術科両科で、
住まいについて学びを深めました。
事前授業では、地図を見ながらどの場所に自分が住むのか、周辺には何があるのかを考え、部屋選びをします。
また、間取りについて考えました。
そして、間取りや部屋選び、建築の考え方について、石見工業株式会社の小泉篤さんに教えてもらいました。
小泉さんは、11月に実施した「十人十色の生き方講座」にて話を聞いた生徒もいます。
築年数の目安や各階のメリット・デメリットを教えてもらい、生徒の間取りも全部見ていただいた上で、
「どんな間取りも根拠を持って考えたのであれば正解!」
とおっしゃっていただき、中には、プロも驚く発想力を持って考えた人もおり、
「自分にも、まだまだ固定観念があったことに気づいた。みんなの間取りを見て、ワクワクしました」
とおっしゃってくれました。
また、教室から見える斜めのもの(筋かい)は実は耐震のため、と聞いて「建築」が身近に感じた生徒もいました。
さらに、「住環境をつくること = 地域をつくること」「自分たちも地域の一員なんだ」という考えの上で、
地域の良さやもっと良くしていきたいことなどを整理し、自分たちに何ができるかを考えました。
「SNSで発信する」「地域と協力して活動する」「人との繋がりを今のうちから増やしておく」「あいさつをする」など、自分たちが普段からできることがたくさん出てきました!
最後には、同じ地域の一員としての「石見工業株式会社」が地域をより良くするために何をしているのか、
どんなことにこだわりを持って仕事をしているのかを話してもらいました。
石州瓦のこと、職人のことなど、今の町の課題や建築の世界の課題を教えてもらいました。
これから2年生に上がって、探究学習を行なっていきますが、その際のヒントに繋がればなと思います。
ありがとうございました!