卒業式まであと1週間となりました。矢高生として、様々な場面で活躍してくれた3年生。矢上高校でのたくさんの思い出とともに、大きく成長されました。

そんな3年生の皆さんに、矢上高校での思い出や今の思いなどをインタビューをしました。ご覧いただき、高校生活の思い出を一緒にふり返っていただけたらと思います^^!

※全員へのインタビューはできませんが、数回に分けて記事を更新していきますのでお楽しみに!


第2回は、野球部元キャプテン 生徒会副会長の上田寛人さんです。

野球部元キャプテン、元生徒会副会長 上田寛人さん(普通科:総合コース)

写真3
いつも笑顔の上田さん。生徒会副会長として生徒会を支えました。野球部キャプテンとしてチームをまとめ、秋季大会優勝にも大きく貢献しました。

一番の思い出は何ですか?

生徒会の活動で、前年ではやらなかった新しいことにも挑戦したことが一番の思い出です。
自分たちの年に出来なかったこともあるのですが、僕らの挑戦が次の年の変化に繋がったのではないかと思います。

生徒会だけでなく、学級委員長や野球部のキャプテンなど、人をまとめたり、引っ張っていくポジションで頑張ったのも貴重な経験と思い出になりました。

成長できたと思うところは?

人をまとめたり、引っ張っていくことが多かったので、「人に見られている」と言動や行動を常に意識して行うことができるようになりました。
また、計画の立て方や裏方の仕事を知り、大変さややりがいを感じることが出来ました。

矢上高校のよかったところは?

矢高では、いつでも「あいさつ」をみんなが元気にしています。
私はあいさつはコミュニケーションのきっかけとして大切なものだと思っているので、こうした習慣が、オープンキャンパスに行ったときに自信となり、高校生活での姿勢が大学でも生きると感じました。

学年や立場など関係なくあいさつすることでみんなを受け入れる、そんな親しみやすさが矢高にはあると思います!

行事などでの一体感は矢高ならではです!

思い出アルバム

001
高校2年生の島根県秋季大会で優勝。邑南町民の皆さんに最高の報告をすることができました。

KLAP0618AOHK2053
苦しい時もいつも笑顔でマウンドを支え続ける姿は、多くの人に感動をあたえました。

HIMU5377TMEA8792
チームメイトとの思い出は一生の宝になることと思います。

キャッチ
「島根の夏 永遠に刻む僕たちの足跡」
夏季野球大会(代替大会)キャッチフレーズ最優秀賞を受賞

新型コロナウイルスの影響で甲子園をかけた夏の最後の大会が中止となりましたが、上田さんは前を向き、いつもと変わらぬ笑顔で周りの人に接していました。

そして、上田さんが考案したキャッチフレーズは多くの選手たちの励みとなりました。

 

前回のインタビュー

元生徒会長 髙橋共祐さん(普通科:探究コース)

写真1
元生徒会長の髙橋共祐さん。生徒会、野球部、寮生活とたくさんのことを頑張りました。

一番の思い出は何ですか?

一番思い出に残っているのは、野球部の秋季大会で優勝をしたときに多くの方が迎えてくれたことです!入学したときは、負けるのが当たり前というような雰囲気だったのですが、3位決定戦、準決勝とだんだんと結果を伸ばすことができましたが、負けて悔しかったみんなの気持ちが強まっていき、秋大会での優勝に繋がりました!

学校に戻ってきたのは遅い時間だったのですが、町民の方や生徒のみんな、たくさんの方が来てくださり、応援してもらえる嬉しさを改めて感じることができました。

成長できたと思うところは?

寮生活で、やるべきことをきちんとやる姿勢や自分の行動に責任を持つという点が成長できたと思います。

生徒会での経験も自分の成長を高めてくれました。
生徒会長として、自分の言ったことが学校に関わってくるので、行動や言動を気を付けるようになりました。「責任を持つ」ことの重さ、大変さを学び、実践することができました。

大変だったことをどうやって乗り越えましたか?

生徒会と部活の両立は大変でしたが、生徒会のメンバーが率先して色々なことをやってくれました。お互いのできないところをサポートし合える仲間の存在が大きかったです。

コロナウイルスの影響で春・夏の大会ができるかわからなくなり、何を目標にしたら良いのかわからなくなってしまったときも、勉強を頑張る友達の姿に自分も切り替えることが出来ました。

矢上高校のよかったところは?

矢上高校にはたくさんの魅力があります。
県外から1人で来て、不安だった自分を受け入れてくれた仲間、ちゃんと話を聞いてくれる先生方。先生方が見てくれていると感じるので、進路などの相談がし易かったです。また、選択肢を与えてくれたので、自分で悩むことができました。大きな学校ではなく、少人数制の学校にしてよかったです!

地域との繋がりも強いと感じ、みんなの応援が見えることで元気をもらうだけでなく、しっかりしなきゃと気を引き締めることもできました。そして、野球部で自分の長所を引き出してくれた監督や顧問の先生です。この学校だから野球を楽しみ、頑張れました!

思い出アルバム

生徒会
生徒会長に就任した時の写真です。このメンバーで支え合い、学校を盛り上げました!

002
高校2年生の秋季大会で優勝し、たくさんの町民の方にお出迎えいただいたことが一番の思い出です。

その時の様子(動画)

VUQR3742
一番右端が髙橋さん。いつも泥だらけになりながら頑張っていました。

大町元乃さん(産業技術科:動物コース)

写真2

一番の思い出は何ですか?

牛の飼育という普通の学校ではなかなかできないことをすることが出来ました。

小さい頃から牛に関わってきたのですが、矢上高校に入学するまでは可愛いということだけだったのですが、授業や放課後に測定やブラッシングなど実際に接することで本当の意味での可愛さを知ることができました。

また石見和牛プロジェクトで、高値で取引されると自分たちがやってきたことや育ててきた牛が認められたんだと自信にも繋がりますし、農家さんの大変さにも気づくことができました。

成長できたと思うところは?

1年生のときは、繋がれていない牛がいる牛房に入るのは怖かったです。しかし、牛が近づいてくるのはスキンシップをとろうとしているからなんだと、牛の性質や危険な時の対処法を学んだことで怖さはなくなりました。

今はずっと一緒にいたいと思うくらい可愛くて仕方がないです。
知らないと怖いこともきちんと学び、知ることで本質が見えてくる大切さを学びました。

矢上高校のよかったところは?

学校には将来の進路に向けた検定などの情報もあるので、自分の進路に必要な検定を受けることができました。
また、産業技術科の先生との距離がとても近いので進路だけでなく、授業でわからなかったことなどすぐにそれぞれの専門の先生に聞けるのが良かったです。

牛の飼育を行っている高校は県内に2校しかないので、とても貴重な体験や学びができました。
他コースの友達を見ていても様々なことに挑戦しています。私はそんな普通の高校だとできないことができるのが矢高の魅力だと思います。

牛たちに会えなくなるのが寂しいです。時間を見つけて会いに来たいと思います!

思い出アルバム

うしさん
牛の測定をしているところです。経験を積み、牛の生育に関するたくさんのことができるようになりました。

表彰状
島根おおち地区本部管内子牛共進会で「あすか号」が首席を獲得し、表彰されました!

表彰2
石見和牛プロジェクトでは、学びを通して地域の方と共にたくさんの成果をあげることができました。