矢上高校では、人権・同和教育ホームルーム活動を、各学期に1回のペースで計画的に実施しています。

今年度3回目の人権・同和教育ホームルームは、1年生、2年生ともに「新型コロナウイルス感染防止と人権について」を実施しました。(2月3日1年生、10日2年生が実施)

1学期に第3の感染症(差別的心理)に重点をおき学習しましたが、今回は、現在島根県で取り組んでいる感染症対策や人権に関する基本的な取り組みについて再確認をする内容で実施しました。正しく情報を理解することは差別や偏見をなくす上では大変重要な視点となります。

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動画やパワーポイントを用いて理解を深め、東京のSNSを活用した先駆的な取り組みについても学びました。

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熱く語る担任の先生。生徒達はとても真剣に耳を傾けていました。

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生徒から質問や意見もたくさん出ました。

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感染症対策と人権への配慮は共にこれからの生活において最重要課題です。
ホームルームで学んだことを自ら実践し、これからの生活に積極的に生かしていきたいと思います!

以下、生徒たちの感想を一部ご紹介いたします。

1年生の感想より

・相手の気持ちを考え、発信し、行動することが大切だと思った。

 このようなことを一人一人がやっていけば差別などなくなっていくと思う。

・相手のことを考えるということの大切さを改めて学ぶことができた。

2年生の感想より

・新型コロナウイルスの誤解から生じる亀裂と浅い考えが後に及ぼす悪い可能性の計り知れなさ、

 またそれはあらかじめ気づいていれば対処できることだと分かった。

 また誰かに相談することで正しい意見に気づかされるきっかけが生まれる可能性があることが分かった。

 そのために新型コロナウイルスへの正しい理解と対象法をみんなが知っている必要があると思った。

 

資料:社会的感染症▶▶▶

参考:1学期の人権・同和教育ホームルーム 

今年度1回目の人権・同和教育ホームルームは、日本赤十字社から出された「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう」を用いて第3の感染症(差別的心理)に重点をおき学習しました。

6月10日に1年生、17日に2、3年生が同様の内容で、また、3年生は就職差別問題について考える内容もあわせて学びました。

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熱く語る先生方の話に、生徒達はとても熱心に耳を傾けていました。
今日のホームルームで感染症について正しく理解するとともに、そこから生まれる差別感情についても考える貴重な機会となったかと思います。


以下、生徒たちの感想を一部ご紹介いたします。

1年生の感想より

・愛媛県の「戦う相手はウイルス」という言葉を聞いて本当にその通りだと思いました。  
今、目に見えないウイルスではなく、形のある人に矛先を向けている人がほとんどです。そうすることで負の連鎖につながるのだと学びました。
また、SNS等を正しく使 わず差別も増えてきているようです。人を傷つけることには何の意味もないと思います。相手を思いやる気持ちを大切にしながら、これからの生活を送っていきたいと思います。

2年生の感想より

・不安から来る差別、聞く力や自分を支える力の大切さ、戦う相手はウイルスであることが印象に残りました。
・毎日恐怖と不安の中で戦っている医療関係者の方には感謝しかないです。一人一人の正しい言動が人を救うと思いました。

3年生の感想より

・就職面接は自分には疎遠なことと思っていたが、今日のホームルーム活動で質問される内容について適切、不適切があるということを知って驚きました。
自分の中では案外質問されそうだなと思っていた内容が不適切な質問だったのでびっくりしました。今日のホームルーム活動で学んだことを生かしていこうと思います。