【1年生】ニワトリのと畜、解体実習を行いました
2023年03月20日
※と畜、解体中の写真を掲載しています。モザイク加工はしていますが、苦手な方は閲覧をお控え下さい。
3月17日(金)、第二農場にて1年生がニワトリのと畜及び解体実習を行いました。
- ニワトリを実際に飼育することで、ニワトリの習性や行動、からだの特徴などを学ぶとともに、肉を生産するための知識と技術を身に付ける。
- 人間は他の命をいただいて生きているということを再認識し、「感謝の気持ち」及び「自他の命を尊重する心情」を育てるとともに、食べ物の生産・加工に携わる方への畏敬の念を深める。
と畜実習は上記の2点を目的とし、毎年行われています。
半年間飼育していきたニワトリを自分たちの手でと畜し、『食べること』を理解するとても大切な時間です。
今回は5人程度のグループにつき、1羽のと畜を行いました。
育ててきたニワトリを自分たちの手でと畜することに、抵抗や心苦しさを感じていたと思います。それでも、5人で協力してと畜を行っていました。
目を背ける生徒、躊躇する生徒もいました。『食べること』がどういうことなのか、感じられる瞬間だったと思います。
と畜後には各部位の説明を先生から聞き、実際に解体していきます。
普段はスーパーでパックに入っている肉。思っていたより難しく、力がいることを知りました。先生の手を借りながら、無事に解体を終えることができました。
解体した肉は後日試食を行います。
今回の実習では生徒によっては「本当はやりたくない、こわい」という気持ちがあったと思います。
ですがこの実習を通して食べることは『他の命を頂くこと』だと実感できたのではないでしょうか。
命に向き合う貴重な時間となりました。