地域の方との課外授業を行いました!
2020年01月23日
産業技術科の植物コースの生徒たちが彼岸花の植え付けを地域の方と一緒に行いました。
今回の活動は矢上地区別戦略で香木の森公園『平成もみじ谷』構想の一環です。
原山の動物たちが昨年度植えた楓、もみじの木の元を荒らしてしまいその駆除のために、彼岸花の球根の植え付けをすることになったそうです。
なぜ彼岸花なのか気になりませんか?
実は彼岸花や水仙の球根には毒性が有り地面を掘りミミズなどを捕食する動物除けに使われているそうです。
なぜ彼岸花を植えるのかわかったところで、球根の植え付け方や『平成もみじ谷』構想についてお話をしていただきました。
生徒全員で協力しながら、土を掘る係と球根を一定の間隔で置いていく係に分かれて作業を始めます。
これが彼岸花の球根。
鍬で土を掘ると大きな石や色々な根が張っていて思った以上に大変です。
地域の方や先生に見本を見せてもらったり、教えてもらいながら作業を進めていきます。
やっぱり大勢でやると早いですね!
あっという間に植え終わりました。
植樹の後は、近くにあるたたら場の跡地を見に連れて行ってくださいました。
たたら場といえばもののけ姫。
地域の方の説明を聞いていると、物語の一部を垣間見れたようでわくわくします。
砂と砂鉄を区別するために作られた貯水庫の跡。
これからもっと沢山の彼岸花を植えて、将来は一面真っ赤にしたいそうです。
早く見てみたい!
最後に 生徒が植えた彼岸花や木が花を咲かせる時期、矢上邑南町に戻って来て欲しいそんな地域の方の想いも聞かせてくださいました。
貴重な体験どうもありがとうございました。
彼岸花の開花は秋だそうです。ぜひ生徒たちが植えた彼岸花を見に来てください!