8月5日(日)第27回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)決勝戦が行われ、矢上高校美術部は前日の1次競技で出場できる16校に選ばれ、初出場ながら全国大会で決勝の舞台を踏むこととなりました。

決勝戦は敗者復活戦で再び勝ち上がった5校が加わり、計21校で優勝を目指して戦います。決勝戦のテーマは「永久機関」でした。
まんが甲子園は、出場が決まった学校に本戦で出題される予定のテーマが5つ事前に発表されており、全てのテーマについて漫画ネタを考え作画をしていかなくてはなりません。

・1次競技 「AI」
・敗者復活戦「ラスボス」
・決勝戦 「永久機関」
他に「海の水全部抜いちゃいました」「足下の幸せ」の2つは出題となりませんでした。

優勝、入賞するには、作画力はもちろん、審査員のプロの漫画家全員を納得させるくらいのものを制限時間内に完成させることが必要です。

全国、世界の強豪校が勝ち残った決勝戦で矢上高校美術部は最後の0.1秒まで、全員手を休めることなく作品を描き切りました。全国の舞台で一丸となって必死に作品を仕上げる姿は本当に素晴らしく、ライブ放送でも注目の的となりました。

結果は・・・悔しくも優勝、入賞とはなりませんでした。
しかし、描き終えた後のやりきった感は格別で「この2日、すごく楽しかった!やりきった!」と涙がでるほど感動している姿がみられました。

また、決勝戦の結果発表の前に、全体の出場選手の中からプロスカウトの発表があり、講談社様より、なんと!本校の神田紗羅さんが正式にプロスカウトとして指名していただきました!
事前に描いていたイラストが注目されたのですが、突然のスカウトに本人もかなり驚いていました。これからも学びの機会を得られたことに感謝です。

リーダーの田村さんも、今まで描き続けていた作品を直接見ていただくことができ、今後を期待するコメントをいただくことができました。これからが楽しみです。

決勝戦では邑南町の方より応援FAXもいただき、地元の皆さんの応援が大変励みになりました。本当にありがとうございました!!

1分1秒を惜しんで色を塗っています。がんばれ!
審査結果の発表です。ドキドキが止まりません。
矢上高校が描いた「永久機関」はこの作品!仕上がりは満足いくものでした。作画に関しては褒めていただきました。
2日間をとおして応援FAXをたくさんいただきありがとうございました!
また、地元の多くの方から声援をいただき感謝申し上げます。

今回の経験を糧に、これからも矢上高校美術部は頑張ります!