新型コロナウイルス感染防止の観点から今年のゴールデンウィークは県内高校との練習試合を行いました。

5月1日(土)はチームを2つに分け、それぞれ大東高校と邇摩高校に練習試合に伺いました。

5月2日(日)は邇摩高校、5月3日は松江西高校にそれぞれ練習試合に伺いました。まずは、遠方にも関わらず3日間も選手の送迎をして下さった保護者の方々に心よりお礼申し上げます。

※練習試合は感染症対策を行って実施しています。

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大東高校では出雲商業高校の選手と合同でトレーニングを実施することができました。質の高い練習を経験することができました。選手のトレーニングに対する意識がかなり向上したと感じました。

邇摩高校には2日間もお世話になり、本当にありがとうございました。広い会場で多くの試合をすることができ、スタミナ強化や選手の特性をゲーム中につかみながらプレーする意識の大切さを学ぶことができました。

松江西高校の選手は高いレベルでまとまっており、どの選手とゲームをしても競った結果となり、ゲーム終盤での戦い方や精神面の重要性を学ぶことができました。

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この3日間で選手たちの意識が随分変わったと感じています。バドミントンをしている時だけでなく、普段の行動や意識の重要性を少しずつではありますが理解できていると思います。自律の精神とひたむきな努力が周囲の人の意識の変容をもたらし、協力していただけるようになることを身をもって理解しているのではないかと考えています。練習試合をしていただいた学校の顧問の先生方、選手の皆さんに心よりお礼申し上げます。

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別件ですが、最終日の車中で選手から「ありがたい」という言葉を聞くことができました。それは練習試合時の保護者の方の送迎に対する感謝の言葉なのですが、その言葉が自然と出たことに対して、顧問として選手の成長を感じることができました。選手の周囲の環境が決して当たり前ではないこと、自分たちがバドミントンという競技を楽しむことができるのは、周囲の人々の支えや、練習相手がいるからこそのものだということが理解できている選手が増えてきているのは顧問としても嬉しく感じています。

練習試合時に送迎をして下さる保護者の皆さん、休日の練習場所である矢上改善センターの職員の皆さん、部活動指導員の方、休日の練習に参加してくれるOBの皆さんや中学生の皆さん等、多くの人の支えがあって今があります。

ただ、顧問が目指すチームとして完成しているかと問われれば、まだまだです。少しずつ、チームが勝利するようになり、それにつれて、学校内外で矢上高校バドミントン部への声掛けをしていただけるようになりました。多くの方にバドミントン部の活躍を知っていただけることは本当にありがたいことだと思います。顧問としても選手が言った「ありがたい」の言葉の意味を忘れることなく、「観ている人の胸を打つ」プレーができる選手やチームを今後も育てていきたいと考えております。

総体まであと一か月。お互いに完全燃焼できるように頑張りたいものです。

 

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