日本で矢上高校にしかないもの…それが「食と農研究会」です。

「食と農研究会」では、地域の食材を生かしたスイーツ開発や商品開発、お祭りでの出店、校内でのバレンタイン企画など、いろんな人と関わりながら地域の人たちに元気を与えています。ブドウを使ったパウンドケーキを作り校内で試食をしてもらったり、地域の人から地域の特産物を聞いて商品開発をしたり、スイーツ甲子園に出場したり、、時に真面目に、時にゆるーく、みんなと協力しながら活動を進めています。

きっかけはある生徒の言葉「普通科の私たちも、スイーツ甲子園に出たい」というものでした。
これまで産業技術科ではスイーツ甲子園の全国大会に出場していましたが、普通科でも食の縁結び甲子園にも2大会連続全国大会に出場と、普通科であっても、産業技術科であっても、食や農に興味があって、おいしいものを食べて、元気になって欲しいと思う生徒たちがいました。
矢上高校生であるなら、学科の枠を飛び越えて、普通科も産業技術科も食と農のことに一生懸命でいて欲しいと思って、みんなで立ち上げた研究会です。

食と農研究会には、「スイーツ甲子園に出場したい!」と思う生徒もいますし、「美味しいご飯が作れるようになりたい」「期末試験が終わった後に、みんなでパーティーがしたい」「ただ居心地がいい」「地域の人たちと関わりたい」と、理由はさまざまです。ですが、地域みらい留学生も、町内出身の人も、パティシェになりたい人も、強制されることなく、自分たちが好きなことに夢中になっているのは間違いありません。

どんな生き物も、食べない生き物はいません。気軽に調理室のドアをノックしてみてください。きっと皆さんを美味しい食卓が待っています。仲間と一緒に、地域の人たちと一緒に美味しい食事を作り、笑顔になりましょう。