10月6日(木)産業技術科の2年生が工業に関する現場見学に行ってきました!
今回の現場見学では、工業技術の発展と人間との関わり、工業技術が産業に与える影響について理解することを目的としています。

【日程】

9:10        矢上高校出発

10:00~11:00  1.山陰道見学
             福光・浅利道路 浜来浜西地区第1改良工事
           (国土交通省中国地方整備局 浜田河川国道事務所)

11:20~12:30  昼食休憩
           道の駅 サンピコごうつ

13:10~14:10  2.建築工事現場見学
             島根県営住宅(浜田市浜田中央団地)建設(第2期)工事

14:10        矢上高校到着

 

山陰道見学

まず高速道路の建設現場の見学です。
こちらの現場ではICT建設機器を使用し、施工をしています。
そのICT施工についての説明を聞きました。

ICT施工とは?

調査、測量、設計、施工、検査等のあらゆる建設生産プロセスにおいてICTを全面的に活用し、これまでより少ない人員、少ない工事日数で同じ工事量の実施の実現を図るものです。

今まで測量など人力で行っていたものを、ICTを活用することによって効率が良くなるだけでなく、精度も向上するそうです。

現場見学1

今まで測量など人力で行っていたものを、ICTを活用することによって効率が良くなるだけでなく、精度も向上するそうです。

普段何気なく通っている高速道路ですが、完成までの作業の過程、ICTを活用し効率的で高精度な施工を実現していることを実感しました!

 

県営住宅見学

続いて島根県県営住宅の建設工事の見学です。
1つの住宅施設を作るのに、建築のプロ、電気設備のプロ、ガス水道のプロが集まり工事を行っているそうです。
様々なプロが住む人のためを思い、一つの施設を作りあげています。
当たり前に住んでいる「住宅」ですが、様々な人が関わり、考えを巡らせて建設をしているということ知り、改めて建設者の方への尊敬、感謝の気持ちを持つことができました。

 

生徒の感想より

「現場見学に行くまでは、自分はこういう職業に就かないからあんまり関係ないなと思っていました。ですが、建設業などの職業が具体的にどういう流れで作業していくのかを詳しく知ることができ、私の将来の進路としてありなのかなと思えるようになりました。現場見学で聞いたこと見たことを思い出し、今後の進路選択に活用していきたいです。」

「どちらの現場でも人のためを思って働いている人はかっこよかったです。私も将来は、自分の強みや好きなことを何かの形で生かして、誰かにありがとうと感謝されるような、やりがいのある仕事がしたいと思いました。」

 

今回の現場見学では、最新のICTを活用した施工技術、使う人のためを思い様々なプロが一つのものを作り上げる過程を知ることができました。現場に出て実際に「見る、聞く」ことで、建設業に興味を持つことができたり、「もっと知りたい」という意欲を持つことができました。生徒たちの進路選択の一助となる貴重な経験をさせて頂きました。

 

建設業協会職員の皆様、現場の皆様貴重な機会を頂き、ありがとうございました。