5月28日(日)に広島県内の高校と練習試合をしました。この日は今週行われる県総体の最後の調整として学校対抗戦に出場する選手のみを対象とし、練習試合も選手同士の総当たりではなく、学校対抗戦方式である2複3単の形で実施しました。

 広島県内でもベスト8に入る高校のみとの対戦であり、本校の男女両方の選手にとって非常に有意義な練習試合となりました。特に様々なダブルスの組み方を試すことができたのは監督の立場からすると良かったです。

 また、今回の練習試合では女子選手が非常に力を付けていることが確認できたのも大きな収穫でした。特にシングルスでは対戦校の一番手を本校の2、3番手が勝利する場面もあり、県総体に向けて選手層が厚くなっていると実感しました。どの選手をどの場面で起用するのか嬉しい悩みができました。今回の練習試合は会場を男女別で分けて実施しましたが、多くの指導者の方からお褒めの言葉や驚嘆の言葉をいただきました。指導者として嬉しい声かけをしていただいたのと同時に、選手にとっても励みになったと思います。

 この週末は二日とも一日練習試合を行いました。このような練習形式に対して今日では当然のように批判がありますが、チームを強くするためには、「時間」は必ず必要です。今回参加していた広島の高校の選手たちも最後の県総体に向け、この土日は何とか時間を作ってこの練習試合に参加していたそうです。女子選手には伝えましたが、今回の練習試合では参加してくれた広島の高校の選手たちは本校との対戦を楽しみにしていたそうです。5年前は県外は勿論、県内の高校でも相手にしてもらえなかった本校バドミントン部が、今では強豪校として県外の高校の指導者の方からも認知していただけていることは本当にありがたいことだと実感しています。今回も休日でありながら早朝から夕方まで選手の送迎をしていただいた保護者の方々には本当に感謝しております。また、移動費をはじめ、保護者の方々には毎回高額の遠征費を負担していただきありがとうございます。

 今回、女子の練習会場は国泰寺高校でしたが、体育館に上がる階段を上がりきったところに感慨深いものが置いてありました。それは足が壊れたホワイトボードだったのですが、2年前に国泰寺高校さんに練習試合に訪問した際の対戦カードがそのまま残されていました。当時の2年前に卒業した選手たちの名前があり、また、今3年生の名前もあり、非常に懐かしく思いました。国泰寺高校さんには私が顧問を務めるようになってから毎年お世話になっています。ありがたいことです。

 いよいよ今週は県総体です。女子は中国大会がありますので、引退は6月末を予定していますが、男子は結果によってはこれが最後の大会となります。どのような結果になっても全力を尽くしてくれることを期待しています。

1

2

バドミントン部のページはこちら♬