豊かな自然の中で「生きる力」を育む
本校の所在地の邑南町は島根県の中央部、中国山地沿いに位置し、古来邑智郡発祥の地と言い伝えられてきた。
平成16年10月に旧石見町・瑞穂町・羽須美村が合併し、邑南町として発足した。邑南町一帯は古くから砂鉄の宝庫として「たたら」を経営する農鉱村として栄え、古墳・城趾も多く点在する。これら誇り高き歴史的文化を保ちながら、周囲の山々に抱かれ、すぐれた自然環境は人心に落ち着きを与え、天与の教育環境を醸し出している。
現在は、この優れた自然環境を基盤に「有機農業」「かおりの町」「石見和牛の里」として山陽・九州地方との交流の表玄関の役割を担い、活力あふれる中山間地域をめざし、大いに期待されている地域である。このような環境に恵まれた本校は、普通科・産業技術科あわせて300名の小規模校である。生徒は純朴・質実であり、町内出身者が全体の約85%を占めている。町外出身者のほとんどは寮生活をして勉学に励んでいる。
教育基本法の精神に則り、徳育・知育・体育のバランスを配慮しながら生徒を育成し、当地域における本校の立場を認識して、生徒ひとりひとりが適切な進路選択をし、この自己実現に努めさせる。
1.教養と人間性豊かな人を育てる。
2.人権を尊重し、主体的に行動する人を育てる。
3.誠実で責任感のある人を育てる。
4.勤勉で勤労を尊ぶ人を育てる。
5.豊かな情操と創造性のある人を育てる。
一、原山霞む鎮守の杜
老杉しげる丘の辺に
愛と奉仕に営みなれる
これぞ吾等の郷土の誇り
気高く床し矢上高校
二、学友和み師弟睦む
栄えある学風生し立てて
叡智と汗の団欒をなせる
これぞ吾等の宿命と抱負
伝えて薫る矢上高校
三、学べ集えよ文化の園に
たぎる血潮に道を拓きつ
社会と国家とに捧げつくす
これぞ吾等のこよなき希望
使命ぞ重し矢上高校