私は、矢上高校を卒業し、島根県立大学へ進学いたしました。
その間、大学在籍中に自然放牧牛乳を製造販売する会社を立ち上げ、現在、矢上高校のある邑南町で奮闘中です。
みなさんは、これから進学や社会に出るまで色々と「夢」について考えることが多くなると思います。「夢」と言ったら少し重たい気がしますが、「やりたい事」と考えれば良いと思います。 少しでもやりたい事があれば、まず一歩、足を踏み入れてみて下さい。 きっとそこから自分の可能性、地域の可能性を見つけだすことができると思います。 チャレンジして失敗してもそれは人に語れる失敗です。今やりたい事を信じて、精一杯いくつやったかが経験になり、将来への糧となります。
また、積極的に内を学び外を眺め、外を学び内を眺める努力をしてください。 内と外は、時に地方や都市であり、自分や他人でもあります。都会のモノサシで地方を計り、お金のモノサシで地域を見ることが全てではありません。 地域にいてグローバルに動く楽しさと地域社会に広がる可能性を発見すること、それがみなさん若者の役目であり、これから創り上げる新しい文化だと思います。
私は矢上高校から愛媛大学を卒業し、4年前に故郷へ帰りました。
高校生活で今でも印象に残っているのは、何といっても良き師にめぐり会えたことです。
授業もすごかった。
一切教科書を開けないので集中せざるを得ない授業、真っ暗な冬の夕べに、わざわざ自分の時間を割いて補習をしてくれた先生など多くの先生にお世話になりました。
同級生には教職に就いたものが沢山いますが、これは単なる偶然だとは思えません。
勿論、反発した先生も居られました。授業を妨害した事や反抗したことも有りますが、今思えばそれも私たちには必要だったのだと感謝しております。
のんびりとした校風であり、授業を止めてソフトボールをしたり雪合戦をしたこともあり、教師と生徒間に距離がなく、実に良い雰囲気だったと私は感じております。